約 596,428 件
https://w.atwiki.jp/jyugoya/pages/642.html
初心者にも良くわかる儀式魔術 初心者にも良くわかる儀式魔術0. はじめに 1. 儀式魔術ガンパレード・マーチ23 2. 大儀式魔術絢爛舞踏祭 3. 小儀式魔術白いオーケストラ 4. ヤガミ復活作戦 5. カウンターアタック 6. 世界の謎掲示板復活作戦 7. なっこちゃんからの脱出 8. 小儀式魔術緑のオーケストラ 9. 小儀式魔術Aの魔法陣ターニの帰還 おおまかな儀式魔術の説明です。間違いがあったらご指摘ください。 ひとまず、最後までたどり着きました。 (文責:十五夜) 0. はじめに 「儀式魔術」ってそもそも何なのよ、というか、何だかおどろおどろしい言葉ですよね。「儀式魔術」という語のもともとの意味は「大掛かりな儀式を使用した魔術」のことです。まあ、その意味も仮想的(設定的)にはあるのですが、ここで使っている「儀式魔術」というのは「ゲームデザイナー芝村裕吏氏が、オンライン上で展開しているボランティアのゲーム」のことです。 ゲームデザイナー芝村裕吏氏は、PSのゲーム、精霊機導弾、ガンパレード・マーチなどを設計されており、その背景世界として無名世界観、というものがあります。無名世界観の説明は、初心者にも良くわかる無名世界観でご説明します。 この無名世界観を使用してオンライン上でゲームを展開しているわけです。参加者は大多数がゲームのファンです。プレイヤーを巻き込んだ大規模な魔術をおこなうことで、無名世界観と呼ばれるゲーム世界に影響を与える、という趣向になっています。 1. 儀式魔術ガンパレード・マーチ23 一番最初の儀式魔術は、儀式魔術ガンパレード・マーチ23と呼ばれ、2000年末に「世界の謎掲示板」と呼ばれるアルファ・システムの掲示板でおこなわれました。アルファ・システムはガンパレード・マーチを作成したゲーム会社です。この時は、無名世界観の隠された設定を解く、謎解きゲームがおこなわれました。 無名世界観の隠された設定を「世界の謎」、それを見つけ出すことを「世界の謎ゲーム」、それをおこなうプレイヤーを「世界の謎ハンター」と呼びます。多数のプレイヤーが参加し、賛否両論の中熱い戦いがおこなわれました。このゲームを根気強く導いたのは、「やがみ」と言われる人物でした。 このゲームは、2000年12月20日にひとつの大団円を迎えます。プレイヤーたちの総合意識体である存在七千人委員会が生まれ、その同一存在と呼ばれる存在OVERSがゲームの登場人物のモデルが住む世界に生じて彼らを救ったのだという物語が語られました。そして、「やがみ」氏はその姿を消します。 2. 大儀式魔術絢爛舞踏祭 それから5年の年月が経ち、ゲームガンパレードマーチの後継であるゲーム「絢爛舞踏祭」と「ガンパレード・オーケストラ」が作成されました。そして、儀式魔術も再び開始されたのです。 2005年末、大儀式魔術絢爛舞踏祭が、アルファ・システムの掲示板および芝村裕吏氏の個人ブログである「大絢爛舞踏祭」(以下では大絢爛ブログ)において大規模に開催されました。芝村裕吏氏の出すさまざまなゲームに関する課題をクリアして、プレイヤーたちは勝利をつかみました。 ガンパレード・マーチで戦ったかつての仲間滝川陽平とその子孫である滝川一族を抹殺しようとする時間犯罪を阻止し、同じくかつての仲間ヨーコを救い、10万にのぼるプレイヤーの化身(ホープと舞踏子と呼ばれています)とヤガミという登場人物の大量配備を実現しました。ヤガミは「やがみ」氏でありかつての仲間岩田裕でもあると推測され、たくさんのファンがいました。 この儀式魔術では、ガンパレード・マーチとその後継ゲームだけではなく、精霊機導弾や式神の城シリーズ、小説レムーリアなど、無名世界観すべてが絡み合って登場しました。 詳しい経緯については、儀式魔術/絢爛舞踏祭をご覧ください。 3. 小儀式魔術白いオーケストラ 2006年3月3日から3日間、ゲームガンパレード・オーケストラ白の章に対応する形で展開されたのが、小儀式魔術白いオーケストラです。この儀式魔術の予兆は最初静かに大絢爛ブログ上で小説の形で開始されました。実に儀式魔術絢爛舞踏祭の時期から仕組まれていたことになります。 終了したと思われた儀式魔術に続きがあったとその存在が明るみに出たのは、1月半ば過ぎ、名前が判明したのは2月に入ってからだったと思います。2月半ば、バレンタインに絡んでガンパレード・オーケストラ白の章の登場人物に異変が起こっていることが知らされ、白のオーケストラの目的が掲示されました。 白の章の登場人物である、谷口竜馬の死亡が目的というその掲示に、プレイヤーたちは騒然とします。そして、前哨戦と呼ばれる世界の謎ゲームが開始されました。この目的を達成するためにどうすればいいか考えろと言うのです。世界の謎ハンターたちは悲劇としか思えないその目的を必死に回避するための策、そしてそもそも何が起こっているのかを模索します。 世界の謎ハンターたちが、回避策を模索するのと並行して、大絢爛ブログ上では小説が刻々と変わる状況を伝え、読者投票によって展開が選ばれていきました。また、読者による登場人物への加護投票もおこなわれました。後にそれらが背後で着々として進められていた登場人物たちの生死判定に使用されていたと判明します。 世界の謎ハンターがいくつかの事情を突き止め、ひとつの解決策を発見したとき、悲劇が起こります。解決策に必要な登場人物上田虎雄が、なんらかの介入により死亡したのです。公開ダイスによる死亡判定がおこなわれ、上田虎雄は死亡しました。 しかし、判定前が開始するまでに必死に上田虎雄の救済策も模索されました。ひとつは、登場人物のひとりである鈴木ファンタジアへの救済依頼。もうひとつは、何故かそこに居合わせていた小太刀戦車長と呼ばれるキャラクターへの、エース資格保持者小太刀氏による介入でした。後者が実現し、上田虎雄は蘇生されました。詳しい経緯についてはその他作戦/上田虎雄救出作戦をご覧ください。 なお、ダメージに使用されたダイスの数が否定的コメント数であったという説明から、プレイヤーから抗議が出るという一幕もありました。 上田虎雄は無事助かりましたが、残念ながら事態の解決策にはならなくなりました。このため、世界の謎ハンターは更なる検討をおこないます。 しかし、刻一刻と期限は迫る中事態は究明されず、谷口竜馬を守ろうとする白い章登場人物陣営と谷口竜馬を殺そうとする絢爛舞踏祭登場人物陣営との対立は解消されませんでした。このままでは、プレイヤーが二手に分かれて殺しあうことになってしまう、という焦りが蔓延します。そんな中海法氏を中心に、相互にダメージを与えないような戦略も提案されます。 事態は悪化し、やがて「世界の謎掲示板」そのものが妨害によってその機能を停止しようとします。エントリーもぎりぎりまで引き伸ばされました。そして、3月2日の夜になって、ようやく敵の目論見が判明し、プレイヤーが予測しない規模での戦いが展開されていたことがわかります。しかし、時はすでに遅く、プレイヤー側は体制を整えることができませんでした…。 谷口竜馬と彼が守る少女石田咲良は別世界へ逃れて助かります(ゲームのクリアレベルはA)。しかし、白い章登場人物と絢爛舞踏祭登場人物の多数が行方不明、エントリーしたプレイヤーキャラクターの大多数が死亡という、戦力的には大いに後退した結果に終わります。これに対して、特に事態の究明と対策に遅れを取った世界の謎ハンターに対して手厳しい批評が加えられました。 白いオーケストラの経緯は、儀式魔術/白いオーケストラをご覧ください。 そして、屈辱にまみれた特に謎ハンターを中心とするプレイヤー陣は巻き戻しを図ります。 4. ヤガミ復活作戦 白いオーケストラの結果を告げる文書群が大絢爛ブログに掲載され、「ヤガミ意識不明」の報が伝えられると、ヤガミに加護を送り続けてきたためヤガミの守護妖精と呼ばれるファンの間に悲鳴が上がります。さらに止めのように、ヤガミとエステルの結婚(?)の話が芝村氏によって伝えられると、阿鼻叫喚の様相を呈します。 そんな中、巻き戻しを模索するプレイヤーの元へ、ヤガミ復活のためにエースたちが動いており、ヤガミ復活作戦がエースゲーム(通常一般プレイヤーは参加できないゲーム)によっておこなわれる予定であることが情報リークされます。介添え人として一般プレイヤーが必要になるだろうということもリークされ期待が高まりました。 なお、これらの情報リークは儀式魔術支援サイトと呼ばれる、特に儀式魔術絢爛舞踏祭以来のプレイヤーが集うサイトのチャットでなされたため、大絢爛ブログだけを見ているプレイヤーには伝達されませんでした。やがて、こうした情報伝達の不均衡がプレイヤー間のきしみを生むことになりますが、当時はまだ誰も気がついていませんでした。 その頃ちょうど、Aの魔法陣と呼ばれるTRPGの普及活動が儀式魔術支援サイトでおこなわれており、2006年3月11日もSDと呼ばれるゲームマスター数名がセッションをおこなう予定になっていました。そこへAの魔法陣の設計者である芝村氏も訪れ、セッションをおこなうことになりましたが、40名を越える多数のプレイヤーが参加を希望するのを見て、突発的に大規模セッションをおこなうことになります。 エースが2名以上という条件を満たしたためエースゲーム、内容はヤガミ復活作戦と言う宣言に、参加希望者たちはどよめきます。小太刀氏を隊長に、10個の小隊が編成され、総計80名近くのプレイヤーによる復活作戦が展開されました。 ヤガミ復活作戦の詳細はその他作戦/ヤガミ復活作戦をご覧ください(まだ作成中ですが…)。 結果として、ヤガミの復活は果たされ、反撃ののろしが上がります。 5. カウンターアタック ヤガミは復活したものの、絢爛舞踏祭の登場人物が多数行方不明になっており、通信が途絶したため絢爛舞踏祭の舞台である火星の状況もまったくわからない状態になっていました。そんな中、ヤガミに次ぐ人気登場人物であるドランジを救出しようという機運が高まります。 これに手を貸したのがエースであるにも関わらずエースチャレンジという資格テストを受けていなかった是空とおる氏でした。世界移動能力を持つ特殊設定を持つ是空氏のPCを使って反撃の切込みがおこなわれることになりました。 このゲームが成功すれば、反撃のための大規模な作戦が展開されることになるということで、プレイヤーたちによる動員作戦が展開されます。ゲームがAの魔法陣を使っておこなわれるということで、SD(ゲームマスター)やPLになるプレイヤーの養成・指導、およびそれらの組織化の試みがおこなわれます。 エースチャレンジへ参加するエース、特にエースでもありかつプレイヤーへの対応に追われることになった大隊長小太刀氏とキーパーソンである是空氏には多大なプレッシャーがかかります。それには比べられないにしても、各中隊長・小隊長へのプレッシャーもかかりました。時間が足りない中、対策が練られ、訓練が続けられ、エースチャレンジの結果を待ちます。 2006年3月24日、是空氏よりエースチャレンジ成功の報が告げられ、大規模作戦は本格的に始動します。 2006年3月25日11時にドランジをはじめとするエステル、セラ、アイアンの4名の救出作戦が開始されされました。小太刀大隊長の懐刀である三輪大隊長のもと、不在者を含めると400名を越えるプレイヤーが一丸となって活躍し、結果無事に成功を収めます。特に不在者エントリーによる大兵力と、RB隊(いわゆるロボット&パイロットによる攻撃部隊)のわが身を犠牲とした活躍は特筆されるべきでしょう。当日参加者はもちろん、不在者の献身とRB隊の尊い犠牲の上に人質たちは無事救出されました。 この結果を受けて、当日19時から小カトーをはじめとする夜明けの船(ゲーム絢爛舞踏祭の舞台となる潜水艦)乗員の救出作戦が展開されます。指揮を執るのは小太刀大隊長。小太刀大隊長の乗る夜明けの船と、是空とおる氏の乗る冒険艦大蝦天号との合流からゲームが開始されました。追われる大蝦天号に巻き込まれる形で都市船アエリアが核で攻撃され、水没を開始します。 しかし、不在者を含む昼よりも多い兵力により敵を圧倒した結果、戦闘は早期に収束します。RB隊は武装解除して水没しつつあった都市船を支え、また投入される予定であった歌唱部隊による魔力は都市船からの住民避難に使用されます。結果、敵味方を問わず巨大なロボットたちが都市船を支える中、どこからともなく集まった海の生き物(含むペンギン&水陸両用パンダ)によって人々が救われていくという幻想的な光景が展開されました。 カウンターアタックについての詳細は、その他作戦/カウンターアタックをご覧ください。 なお、アエリアにいた小カトーの救出については、この時点では判然とせず、結果は緑のオーケストラを待つことになります。また、途中でアクセス負荷に耐え切れずWeb掲示板が停止する、また人事についての不満が出るなど、運営上の課題も残されました。 6. 世界の謎掲示板復活作戦 世界の謎ハンターが情報を得て戦略を練るには世界の謎掲示板が不可欠です。このため、世界の謎掲示板の復活作戦がエースゲームとしておこなわれる、という情報リークがあっていました。しかし、エースゲームは通常非公開であるため、一般公開はされず、一般プレイヤーも参加できないものと考えられていました。 それがどうしたわけか、2006年4月8日に公開ゲームとして開催されました。 ルール:200コメント以内に以下の謎を解き明かす。 1.世界の謎掲示板は誰に繋がっているのか。 2.世界の謎掲示板は何故停止したのか 3.世界の謎掲示板はどうすれば復活するのか。 私の回答も含んで200コメント以内に解決すること。 以上。 なおこのゲームは、200コメントが投票されるまで続行される。 ただ、レベル的にはエースゲームであったため、一般の世界の謎ハンターが挑戦しては玉砕していきました。正解の出ない中時だけが過ぎ、2006年4月30日にサイン会がおこなわれます。この場で、世界の謎ゲームのエースである海法氏が正解を出していたことが判明します。 回答1:ヤガミおよびMAKI(ヤガミは謎板の意見で動いた) 回答2:第5世界の閉鎖で、ヤガミとMAKIの結合が解けたから。 回答3:世界間が同期して、かつ、石田と谷口と横山と光太郎と月子と小夜がハッピーエンドになる方法をOVERS(我々)が理解すること。 連休に入ったために公式の正解通知が遅れ、また小課題が追加され、完全な復活には緑のオーケストラまでかかりました。 なお、復活作戦の開催と並行して、初心者向け世界の謎ゲームもおこなわれました。こちらはガンパレード・オーケストラ緑の章に関する問題10個からなり、多少てこずったものの無事初心者謎ハンターにより突破されました。 7. なっこちゃんからの脱出 世界の謎掲示板復活作戦が遅々として進まない中、「斉藤奈津子(なっこちゃん)からの脱出」が開催されました。これは非常にコミカルなゲームで、重傷を負い身動きのできなくなったガンパレード・オーケストラ緑の章の登場人物、竜造寺紫苑が、その…トイレにいきたくなったもののいけなくて、されど同級生の斉藤奈津子の尿瓶のお世話にはなりたくない…さて、切り抜ける方法を考えて教えてあげよう、というゲームでした。 読者投稿によるアイデアが次々に提示されては失敗し、だんだん切迫してくる竜造寺紫苑の様子が大いに笑いを誘いました。さて、竜造寺紫苑は無事切り抜けられたのか?どうぞ結末は各自ご確認ください。ただ、結果として竜造寺紫苑の人間関係に微妙な変化はおこりました。 アイデアの採用者には後のゲームに使用できる根源力というボーナスが与えられました。 8. 小儀式魔術緑のオーケストラ 世界の謎掲示板が復活したのか復活しなかったのかわからない状態のまま、2006年5月末、小儀式魔術 緑のオーケストラ(善行刺殺阻止作戦(原ストライク))の開催時期を迎えます。日付は5月30日と指定されていましたが、開始時刻が公示されたのは当日の18 00参加要綱においてでした。 緑のオーケストラには、その副題からガンパレード・マーチの登場人物であった原素子という女性が登場することが予測されました。このため、原さんの熱狂的なファンで知られるエース是空氏が、すべてを投げ打って参加することを表明します。緑のオーケストラに先立って当日昼にエースゲームが行われることもリークされました。 先行して大絢爛ブログの小説で原さんの現状が伝えられ、カウンターアタック夜の部の裏で、スイートピーと小カトーという絢爛舞踏祭の登場人物が、原さんとその師匠であり白の章の登場人物(?)であるハードボイルドペンギンに救出されていたことが判明します。 ゲームは、大絢爛ブログおよび世界の謎掲示板に問題が投下され、基本的に先着順で回答した人が次の展開を選ぶ、という形で進行しました。途中、すわ登場人物が危険かも、という展開があり、エースゲームが発動しますが、すぐ比喩的な表現だということが判明します。 さらに後に、そのエースゲームによって、上田虎雄救出作戦による歴史改変が元に戻されたことが判明します。当初の歴史どおり、上田虎雄はハードボイルドペンギンに弟子入りし、名医への道を歩き始めることになります。 また最後の問題が解かれた結果、ハードボイルドの弟子を解雇された原さんは、彼女の思い人善行忠孝の元へ行きます。是空氏も彼のゲームをおこなったようです。その結果は誰も知りませんが…。 そして、リザルトが示されます。12個の歴史回復がおこなわれ、1個の歴史改変が追加され、残りが651個であることが示されました。エンディングランクは-Cの「まあ普通」でした。この結果により、多数の歴史改変がおこなわれていることが明確になります。 緑のオーケストラの経緯については、儀式魔術/緑のオーケストラをご覧ください。 なお、公式発表に先行して儀式魔術支援サイトにおいて開始時刻の情報リークがあり、謎板復活作戦の成功情報のリークからくすぶっていた不満と合わせて、後に物議をかもしました。 9. 小儀式魔術Aの魔法陣ターニの帰還 現在おこなわれているのが、小儀式魔術 Aの魔法陣 ターニの帰還です。白いオーケストラの最後で、谷口竜馬と石田咲良、および横山亜美、小島航、岩崎仲俊、山口葉月ら白の章登場人物が異世界へと飛ばされます。谷口はターニ、石田はサーラ、横山はアーミ(あるいはアーミー)、小島はコージ、山口はハヅ、というような名前の読み替えが行われ(岩崎は不明)ており、ターニこと谷口竜馬および仲間たちを白の章の世界へ帰還させることが目的になります。 ゲームはAの魔法陣第3版に収録されているファンタジーのルールに、ターニたちが飛ばされたレムーリアと呼ばれる世界の設定を追加したものが使用されています。プレイヤーは各自ひとち自分のPCを作成し、掲示板セッションもしくはオンラインセッションへ参加します。 なお、オンラインセッションは50名程度で、Aの魔法陣ルールブックの索引作成者と白いオーケストラの恩典対象者に優先参加権が与えられました。掲示板セッションについては特に上限はなく、アルファ・システムの「Aの魔法陣」掲示板において、適宜募集がされることになりました。 現状や対策については、儀式魔術/Aの魔法陣をご覧ください。 戻る→初心者コーナー
https://w.atwiki.jp/phlogiston/pages/155.html
始原魔術 現状存在する魔術、魔法、神術その他全ての術のルーツというべきもの。始祖術式、根源術とも呼ばれる。 『』へと自らを接続する事で、成し得ぬ奇跡を容易に為す、術と呼ばれるもの全ての最奥。 現在ではほぼ完全に失われたとされ、極めて稀に、『生まれながらに一部の術式を扱える』者が現れる程度。曰く、生まれながらにして術式が刻まれた魂であるが故に、その力を行使出来るらしい。 一部の例外を除き、殆どの場合自らの魂に強い念を送る事で術が発現する。その際、魔力等の反応は一切起こらない為、傍目から見て固有能力と勘違いされる場合も少なくは無い。 或いは固有能力と呼ばれるものの殆どが、始原魔術を原点とするものなのかもしれないが……。 始原魔術には幾つかの階位が存在し、コレを全て極めた者に、為し得ぬ事は無いという。 ただし、それは即ち全ての術式…或いは『』そのものを魂に刻む事と同位。仮に極めたとして、その術者が以前のままの存在で在り得るかは別問題である。この術式を極めるという事は、限り無く『』に近付くという事に他ならない。限り無く『』に近付いた者が、存在として変質しない保証は何処にも無いのである。 第五階位:科学等の技術で同現象を為し得るのが容易な術式。現状存在する魔術の大半と同レベル。 第四階位:科学等の技術で為し得るのが困難なレベルの術式。上位魔術、下位の魔法と同レベル。 第三階位:技術で為し得ぬ、既に奇跡という範囲に属する術式。上位魔法、神術の大半がこのレベルに属す。 第二階位:概念や摂理、始原や世界創造といった、神術ですら最奥に位置するレベルの術式。 第一階位:『』との融合、或いは統合というべきもの。真の意味で禁呪と呼ぶべきもの。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/1452.html
エジプト魔術:A (ニトクリス) 古代エジプトの魔術刻印を所有している。 このスキルの所持者は、死霊魔術の判定に対してプラスの補正が加わる。 古代エジプトにおいては魔術は日常生活には欠かせない存在だった。 また医術とも混同されており、神々や悪霊がさまざまな症状の原因とされたため、神への訴えから処置を開始するなど、処置には神がかり的な要素が含まれている。 エジプト魔術:A (カエムワセト) 古代エジプトの魔術刻印を所有している。 このスキルの所有者は、死霊魔術の判定に対してプラス補正が加えられる。 エジプト魔術:A (イーオー) エジプトの女神イシスと同一視されている事で獲得したスキル。 古代エジプトの魔術刻印を所有している。 このスキルの所有者は、死霊魔術の判定に対してプラス補正が加えられる。 エジプト魔術:B (マネト) 古代エジプトの魔術刻印を所有している。 このスキルの所有者は、死霊魔術の判定に対してプラス補正が加えられる。
https://w.atwiki.jp/jyugoya/pages/311.html
儀式魔術/緑のオーケストラ 正式タイトル”小儀式魔術 緑のオーケストラ(善行刺殺阻止作戦(原ストライク))”。5月30日開催。 経緯 2006年3月23日、大絢爛Blogトップにて開催日とタイトル公開。 5月30日付近 小儀式魔術 緑のオーケストラ(善行刺殺阻止作戦(原ストライク))(ガンパレードオーケストラ緑の章) 2006年5月24日、形式決定 くま > 原ストライクはどんな参加形式をご予定でしょうか? (5/24-11 48 50) 芝村 > 原ストライク=大クイズ大会を予定しています(笑) (5/24-11 50 04) 芝村 > ええ。ターニの帰還と比べると、かなりライトな感じに仕上がってますね。ケケケ (5/24-11 52 15) 芝村 > なっこちゃんとは少し違いますね。 (5/24-11 54 11) taisa@チャット初心者 > 原ストライクはあまり時間がなくても参加できるのでしょうか? (5/24-11 59 31) 芝村 > 全部で6ステージ開催されて、1ステージは1時間です。 (5/24-12 01 06) 芝村 > ええ。逆に、複数ステージに出ることはできないですね。 (5/24-12 02 27) 2006年5月25日、開始時刻決定 芝村 > どうせ夕方ですよ。 日曜やってもいいんだけど、 (5/25-01 32 43) 是空 > 夕方にしましょう。定時終わってからってことで。芝村さんが席にいないと泣く人は多い。 (5/25-01 34 27) 芝村 > って、開始時間は大丈夫。日中はやんないから(笑) (5/25-01 36 53) 芝村 > 日中はもりあげるためのドラマでお送りします。 (5/25-01 37 14) 芝村 > んじゃ、時間決めるか。-。19時でいきます。 (5/25-01 38 13) 緑のオーケストラ 原・ストライク(1)、世界の謎復活作戦BINGOボーナス更新 2006年5月26日、緑のオーケストラ 原・ストライク(2)更新 2006年5月27日、緑のオーケストラ 原・ストライク(3)更新 2006年5月29日、緑のオーケストラ 原・ストライク(4)更新 2006年5月30日、3時過ぎ緑のオーケストラ 原・ストライク(5)更新 13時過ぎ緑のオーケストラ本祭開始 原・ストライク(6)更新 14時過ぎ、是空さんよりエースゲーム開催中と情報 18時過ぎ緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(7)更新Blogトップにて「19時より24時まで ”緑のオーケストラ”」と告知あり。 19時14分緑のオーケストラ 参加要綱 緑のオーケストラは誰でも参加できる簡単な読者参加ゲームです。 プレイヤーはクイズゲームを通じて、物語に参加することが出来ます。 参加の掟。 緑のオーケストラは6ステージで行われます。どこがステージになるかは、秘密です。 ステージ上で出題された10個のクイズに全部答えると、答えた人が選んだとおりに、ゲームが進行します。 プレイヤーはBBSにレスをつけることで、これに参加できます。特に参加資格はないので、自由に参加してください。 外れた人にもチャンスあり、抽選で素朴な質問に答えます。 19時25分 世界の謎掲示板 発言番号28106 緑のオーケストラ ステージ1更新詳細は緑のオーケストラ ステージ1 20時01分 緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(8)更新 20時24分 緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(9)劉輝ボーナス更新 20時28分 緑のオーケストラ ステージ2更新詳細は緑のオーケストラ ステージ2 21時18分 緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(10)帽子犬ボーナス更新 21時36分 GPO掲示板 発言番号04167 緑のオーケストラ ステージ3更新詳細は緑のオーケストラ ステージ3 22時35分 緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(11)NOT犬ボーナス更新 23時12分 緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(12)光で輝きボーナス更新 23時14分 応援席のコメントにステージ4詳細は緑のオーケストラ ステージ4 2006年5月31日、0時17分 緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(13)まだら牛ボーナス更新 0時30分、世界の謎掲示板 発言番号28181 緑のオーケストラ ステージ5更新詳細は緑のオーケストラ ステージ5 0時52分 応援席のコメントに最終問題。詳細は緑のオーケストラ ラストステージ 3時30分より9時30分までウェブリブログのメンテのため中断。 13時22分緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(13) の裏番組事情更新 14時30分緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(14)天河石ボーナス1更新 15時15分緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(15)天河石ボーナス2更新 16時14分緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(15) の裏番組事情 NOT石ボーナス更新 17時17分緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(16)浮椎吾ボ-ナス1更新 17時55分緑のオーケストラ本祭 原・ストライク(17)浮椎吾ボ-ナス2更新 19時01分緑のオーケストラ 原・ストライク エンディング更新 19時09分緑のオーケストラ 戦績発表更新 お疲れ様でした。緑のオーケストラの参加に伴う恩典は以下の通りです。 全回答者+300根源力 問6参加者+200根源力(参加賞にくわえて) 正解者+600根源力(参加賞にくわえて) 抽選で選ばれた人+100根源力(参加賞にくわえて) 得た根源力は次の小儀式魔術”Aの魔法陣ファンタジー ターニの帰還” で使用することが出来ます。 /*/ 今回のエンディングランク -C(まあ普通) 新たな歴史改変 1 歴史回復 12(上田虎雄とその修正) 残る歴史改変 651 参加者リスト 儀式魔術/緑のオーケストラ/参加者リスト 戻る→儀式魔術
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/540.html
【種別】 生き様? 【初出】 一巻 【解説】 魔術を行使する人間の総称。 本来魔術師ではない聖職者や宗教関係者が魔術を扱う場合もあるが、 こちらも後に述べるような特徴を持つため、広義の魔術師に含まれる。 性格や目的などは魔術師により様々だが、 近代魔術師(アドバンスドウィザード)と呼ばれる現代を生きる魔術師は、全体的に個人主義が強いという特徴がある。 多くの場合において魔術師は過去に何らかの挫折や苦悩などの経験を抱えており、 「まっとうな手段では叶わない願い」を持つが故に、魔術という異常な手段に頼りそれを叶えようとする。 その成り立ち故に、魔術師の行動原理にはまず「個人的な願い」があり、 その願いを魔法名という主観的な目標として自らに刻んでいる。 その性質上、戦闘行為に対し訓練され感情を殺した「人間兵器」ではなく、 相手の言葉に感情的に応対したり単独戦闘を好んだりと、戦闘において非効率的な行動を取る者も多い。 この点から土御門元春などに「素人」と揶揄されたりもする。 ただ、その戦闘能力や魔術の腕に関してはまったく別の話である。 また、魔術師同士の戦闘は相手の術式を解析・逆算することで抜け道や対策を講じたり、 罠や先手の読み合いや駆け引きをしたりなどの行動が主であるため、一種の高度な頭脳戦とされる。 魔術師にとっては、組織に属するのも「個人的な願い」を達成するための手段でしかなく、 利用できる間は忠誠を誓っても、邪魔になれば容赦なく裏切る。 組織側もこの個人主義的な傾向を放置しているわけではなく、 「集団で無ければ使えない魔術」や「裏切り者に対する制裁」などの「飴と鞭」で統制を計っているが それでも決定的な束縛にはならず「やるやつはやる」らしい。 基本的に集団行動を嫌う者たちであり、 『黄金』を作る目的で掲げられた錬金術師という天才集団も、 大抵は人格的な問題からそりが合わずに内部分裂を起こしているという。 魔術自体は誰にでも使えるため、学べばどんな者も魔術師となることが可能。 そのため単に魔術を使うだけでなく、自力で術式を改良・研究・開発までできて初めて一人前として認められる。 魔術師の中でも、魔道書の「原典」を執筆するなどして魔術知識を広める事に力を入れる者や、 弟子に魔術を教えるなど後進の育成に力を入れる者については、 特に区別して「魔導師」と呼称される。
https://w.atwiki.jp/mshoolmatome/pages/240.html
『依頼の内容を説明いたします。 ミストラル海域にて大型のシーサペントが暴れているとの情報が入りました。 既に漁船などが襲われ、甚大な被害が出ており、深刻な事態となっております。 シーサペントは確認されているだけでも数体は存在する模様です。 被害拡大を防ぐためにも、ただちにこれらを討伐してください。 なお、この海域は霧が深く、視界が非常に悪いので十分に注意をしてください。 以上で説明を終了します。快い返事をお待ちしています』 そこで、映像は終わった。 ここはCOLORS本部のブリーフィングルーム。 円卓の中央に浮かぶ立体映像には、任務に関係する事項が映っている。 それをCOLORS幹部の5名は、じっくりと眺めている。 「ミストラル海域か……シーサペントなど、あの海域に生息などしてはいないはずだぞ?」 「おそらくどこかから迷い込んだか、誰かが連れてきたんでしょうね。 それにしては複数というのが少し引っ掛かりますけど…」 ノーカラーに続いてヴァイオレットが少し不安そうに口を開く。 彼女は元々心配性のため、仕方の無いことなのだが。 「だーいじょーぶだって。シーサペントごとき俺らの相手じゃないさ。だろ?ラピス」 「ええ、勿論。シーサペント?なにそれドジョウ?って感じ」 「相変わらず余裕デスネ。ラピスサンハ」 楽観的な考えのスカーレットと、自分の力に確実な自信を持っている瑠璃。 この二人には任務に関する悩み事などは微塵もなさそうだ。 そしてそれはインディゴも同じであろう。勿論、リーダーであるノーカラーも。 ぶっちゃけ心配しているのはヴァイオレット一人だけである。 「海上戦ならば軍艦あたりがよさそうだな。ヴァイオレット」 「はい、すぐに確認しますね」 軽く頷いた後にヴァイオレットが空中に手をかざすと、光のリングが現れた。 さらにその内側にモニターのようなものが表示される。 モニターに軽く触れ、キーボードを叩くように指を動かし始めた。 「連絡、確認とれました。すぐに用意するそうです。3隻くらいあればいいですか?」 「問題ない。お前達も、それで問題はないな?」 「オッケーよ」「大丈夫さぁ」「異論無しデス」 「それでは手配しておきますね」 またヴァイオレットが手元のリングをいじる。 作業を終えるとリングを消し、またブリーフィングを再開した。 「んで、ノーカラー。今回の任務は誰が行くんだい?向いているのは空中戦の出来るヴァイオレットあたりだと思うけどさ」 「私も一応海上戦はできるわよ。余裕余裕」 「どうしマス?ノーカラーサン」 「ふむ、正直数はいらないだろうが……妙にきな臭いな…」 「きな臭いとか磯臭いとかどうでもいいわよ。私一人で十分よ」 さっきから瑠璃はぐちぐちたらたら文句ばかり言っている。 それを尻目にノーカラーは顎に指を当てて思案している。 数分間くらい考えていた後、ふと思いついたように顔をあげた。 「よし、面倒だから全員で行くか」 「却下。私の獲物が減るわ」 真っ先に拒否したのは瑠璃だった。 理由はどうにも子どもっぽいが。 兄弟姉妹いるからお小遣いが減るといっている小学生みたいだ。 「マァマァいいじゃないデスカ。ノーカラーサンにも考えがあるんデスヨ」 「要はそういうことだ。明日の明朝出発する。各自準備をしておけよ」 「はいはいりょうかーい」「了解しました」「了解だよ」「了解デス」 「ではブリーフィングはこれで終了とする。解散」 翌日、COLORS幹部の面々はミストラル海域に向けて出航していた。 小型軍艦3隻に乗り込み、部下百数名を引き連れて。 甲板で瑠璃は一人、海風に吹かれながら海を眺めていた。 そこにスカーレットが缶を二本持ってやってきた。 「やぁラピス、こんなところにいたのかい」 「いたら悪いかしら?」 「いやいやそんなことはないよ。これ、飲むかい?」 スカーレットが差し出したのは缶コーヒーだった。 瑠璃はお礼も言わずにそれを無言で受け取り、蓋を開けて飲み始めた。 それを見て肩を竦めながら、もうひとつのトマトジュースの缶を開ける。 「む……このコーヒー美味しいわね。深みがあって、香りもいいし」 「そうなのかい?俺もそっちにすりゃあよかったかな」 「あげないわよ。どうせ間接キスでも狙ってるんでしょ」 「はは、そんな下心あるわけないじゃないか」 実際はあるけれども。 内心そんなことを思いながら笑って話を流す。 トマトジュースを一気に飲み干し、缶を握りつぶす。 潰した缶を振りかぶり、海へと放り投げた。 「あーあ、いいのかしらそんなことしちゃって。ポセイドンが怒るわよ」 「こんなに広い海の神様なんだ。心も太平洋のように広いさきっと」 「調子こいてんじゃないわよ」 「いたたっ!痛いよラピスやめてくれよ!」 キッとスカーレットを睨みつけ、耳を強く引っ張る。 引っ張るというより、むしろ引きちぎってしまいそうな勢いだ。 気が済むまで引っ張ると指を離し、また海へと顔を向けた。 「はぁ……憂鬱だわ…衛くんに会いたい…」 「先日嫌というほど会ってきたんじゃないのかい」 「衛くんと一緒に居て、嫌と思うことなんてないわよ」 「まったく、ラピスからそんなに思われてるなんて羨ましい限りだよ」 「そりゃあもう。衛くんは特別な存在だから。ヴェルタースオリジナルよ」 「分かり辛いネタ使うねキミは」 そうやって話していると、突然緊急アラームが鳴り響いた。 すぐさま二人は反応し、耳を傾ける。 『報告!前方に霧を確認!ミストラル海域だと思われます!』 「ほほーう、なるほどね、見えてきた」 「あれがそうなのね。ミストラル海域」 艦の前方へと目を向けると、真っ白で巨大な霧の塊が見える。 あの霧に包まれた海域こそが、ミストラル海域だ。 基本的に危険な生物はあまり生息していない。 しかしあまりにも深い霧のせいで遭難者が絶えないとか。 それに加えてシーサペントが出没したとなると、大問題だ。 だがしかし、この二人にとっては全く問題ではなさそうだ。 「あぁ楽しみ、ゾクゾクしちゃうわぁ…」 「まったく、血が騒ぐよ。手ごたえのある相手だといいけどね」 「ラピス先輩、スカーレット先輩!」 霧を眺めている二人の下へヴァイオレットが走ってきた。 急いで走ってきたのか、息を切らしている。 呼吸を整えてから再度口を開いた。 「もうすぐミストラル海域に入るので、任務内容の確認を再度行います。 今すぐに臨時ブリーフィングルームへ来ていただけますか?できるだけ急いで」 「はいはい了解よ。ちゃっちゃと済ませちゃいましょ」 「距離的にあと20分もあれば海域に突入するだろうね。 あんまり時間もないし、早めにやろう。うんそうしよう」 そうして三人はノーカラーとインディゴの待つ臨時のブリーフィングルームへと向かった。 そしてブリーフィングが終了する頃、艦はミストラル海域へと突入した。 「“次元斬・黄刻”!!」 「“輝く翼《ライトウィング》”!」 ミストラル海域に突入してまもなく戦いは始まった。 報告の通りシーサペントが海中から姿を現した。 真っ先にノーカラーと瑠璃が同時に先手を打つ。 最初から全力全開。手加減も躊躇も何もない。 シーサペントは登場と同時に海の藻屑となった。 「まったく、身の程を知りなさいな。不躾に姿を現すんじゃないわよ。ウザい」 「おー早かったねぇ。これなら案外、すぐにでも済んじゃうかな?」 キメ台詞を言っている瑠璃をスカーレットが拍手しながら賞賛する。 スカーレットの言うとおり、これならば本当にすぐに任務は終了してしまうかもしれない。 そんなことを思っていると、また海中からシーサペントが姿を現した。 今度は3体同時に現れた。サイズは先程のと大差ない。 「今度はボクがっ!」 瑠璃とノーカラーに続き、今度はヴァイオレットが前に出た。 両手を胸の前で合わせ、離す。すると光の輪が三つ、生成された。 すかさずそれをシーサペントへと向けて放つ。 ヴァイオレットの手を離れると、光の輪は数倍のサイズへと肥大化した。 光の輪は不規則な軌道を描きながらシーサペントの頭部を切り落とす。 続けて何体も何体も、首やら胴体やらが真っ二つに切られる。 「ヒュー!ヴァイオレットもやるねぇ!」 「あ、ありがとうございます」 またスカーレットが手を叩いてヴァイオレットを褒め称えた。 少し気恥ずかしそうにしながら、軽く頭をさげる。 「スカーレットサン。貴方も何かシマショウヨ」 「俺の能力って使うと疲れるんだよね。ちょっと貧血気味にもなるし」 「働け。でないと給料を減らすぞ」 「うげっ!……わかったよ、やるよやればいいんだろう」 インディゴのツッコミに反論するスカーレットに、ノーカラーが説教する。 嫌々ながらも、スカーレットもシーサペント討伐に加わった。 インディゴもノリノリでそれに続く。 「あーもう、面倒だから血祭りにあげてあげるよ!」 「あまり、美味しくなさそうデスネ。貴方がたの魂ハ」 高く掲げられたスカーレットの右腕から血液が噴出す。 血液はまるで生き物のようにうねり、動き、形を成していく。 やがてそれは、ひとつの大きな槍となった。 「全てを穿て!“レッドジャベリン”!!」 海面から首を伸ばす何体ものシーサペントへと血の槍が投げられた。 投げられたそれは空中ではじけ、無数の血の針へと変化した。 頭へ、首へ、胴体へ、あらゆる場所へと針が突き刺さっていく。 そしてその針が刺さったシーサペントたちは例外なく体色が真紅に染まる。 身体は徐々に硬質化していき、自由が利かなくなり、何も動かせなくなる。 力なく海面へと身体を打ち付ける頃には、シーサペントらは絶命していた。 「私もお仕事シマショウカネ」 スッと持っていたステッキをシーサペントへと向ける。 すると何の前触れも無くシーサペントが苦しみ始めた。 ボコボコと体表面が不自然に膨らんだりしている。 そして―――血飛沫や肉片を撒き散らしながら弾け飛んだ。 「うっわー酷いことするわね。何したのよあんた」 「魂に直接細工をシマシタ。簡単に言えば爆弾に変換シマシタ」 「鬼畜なことするわねー」 「最高の褒め言葉デス。アリガトウゴザイマス」 シルクハットをとり、恭しく頭を下げてみせる。 その単純な行動には妙な不気味さを感じさせられる。 仮面の上からでは分からないが、ニタリと笑っているようにも思えたのだ。 「さて、あらかた片付いたか。ヴァイオレット、どうだ?」 「おそらくこれで全部かと。総数24体でした」 「……多いな、異常すぎる。こんなことがありえるのか……?」 腕組みをしつつ、ノーカラーが顔をしかめる。 これだけの数が、しかも元々生息などしていない海域に存在するなど異例中の異例だ。 誰かが持ち込んだのだろうと最初は予測していたが、それもなさそうだ。 普通に考えて、こんなことをする理由も見当たらない。悪戯にしては度が過ぎている。 「誰が、何の目的で……」 「いいじゃないのノーカラー。任務は完遂、万々歳じゃない」 「そうさ。もっと気楽にいこうじゃないか。難しく考えたらハゲるよ」 「あまり楽観視するな馬鹿共めが。まったく……」 相変わらず余裕ぶっこいている瑠璃とスカーレット。 そんな二人を見て舌打ちをして、呆れる。 くるりと体を翻し、ヴァイオレットへ視線を移す。 「ヴァイオレット、依頼人に任務完了の報告をしておいてくれ」 「もうしておきました。5分ほど前に」 「早いな、流石だ。そこの馬鹿コンビとはワケが違う」 「なんですって」「なんだって」 すぐさま瑠璃とスカーレットが反応した。 しかしノーカラーはそれを見てニヤリと不敵に笑ってみせる。 「そこで反応するということは、自分達が馬鹿だと自覚している証拠だな」 「はっ」「うぐっ!」 「図星か、だからお前達は馬鹿なんだよ馬鹿共が」 「いい度胸じゃないノーカラー……喰うわよ?」 「今、ここで、キミを血祭りにあげたって構わないんだよ?」 「やめておけ、お前ら二人を相手にするのは俺でも骨が折れる。俺は面倒が嫌いなんだ」 戦闘態勢に入る二人を手でしっしっと追い払うようにする。 この二人なんだかんだで仲良いな、とかそんなことを思いながら。 「第一、さっき戦闘したばかりだろう。疲れも溜まっているだろう。今は休め」 「ふん、いいわよもう。私は休憩室で休ませて貰うわ」 「俺は食事でもとるかな。ちょっと貧血気味だから、レバーを食べたいね」 それだけ言い残して、二人は艦内へと歩いていってしまった。 無理矢理手を繋ごうとしたスカーレットが瑠璃に蹴り飛ばされる。 そんな日常の光景を眺めていると、今度はインディゴがやってきた。 「まったく…馬鹿共の次はお前か。多忙だな、俺は」 「馬鹿馬鹿言っては駄目デスヨ。それよりも、お伝えしたいことがアリマス」 「なんだ、手短に頼むぞ」 「嫌な風が吹いてイマス。早めにこの海域から離脱することをオススメシマス」 「風、だと?」 シルクハットを右手で押さえながら、空を見上げるインディゴ。 それにつられてノーカラーも首を上に向ける。霧が深くて太陽も満足に見えない。 第一、今現在この海域はほぼ無風状態にある。風など感じない。 コイツは何を言っているんだ。そんなことを思っていたときだった。 艦の遥か後方から、突如爆発音が響き渡った。 「っ!?なんだ、どうした!?」 ノーカラーを含め、艦に乗っていた全員が後方へ顔を向ける。 そこにあったのは、煙と炎をあげながら水没していく艦の姿だった。 「ヴァイオレット!艦全体に防護結界を展開しろ!ラピス!霧の中を探知しろ!」 「了解しました!」「はいはーい了解よ」 近くに立っていたヴァイオレットと、爆音を聞きつけて甲板へとやってきていた瑠璃にすかさず指示を出す。 ヴァイオレットが上方へと手を突き出すと、艦を包むように巨大なリングがいくつも形成された。 この艦だけでなく、残ったもう一方にも同じように、光のリングが展開される。 これにより、とりあえずの安全は確保された。 「“動殺力《シースルーパス》”!」 魔術を発動させ、艦前方へと視線を移す瑠璃。 じいっと見つめる先には真っ白で不快なまでに深い霧。 だが、今の瑠璃にはそんなものは無いに等しい。無意味だ。 あらゆる隠蔽や偽装から全てを見抜くこの魔術を使用している限りは。 「……ノーカラー。この状況、かなーりマズいんだけれど、言っても大丈夫かしら?」 「問題ない。報告しろ。俺にはそれを聞き届け、戦略を練り、新たに指示を出す義務がある」 周囲一帯をぐるりと見回した瑠璃の表情には、僅かながら焦りが見られた。 一滴の汗がたらりと額から流れ、頬を伝い、顎から垂れた。 だがノーカラーは動じない。狼狽するわけにはいかないのだ。 COLORSを統べる総統括であるからこそ、無様な姿は晒せない。 「……囲まれてるわ。360度ぐるっとまるっとね。かなりの数の軍艦、それもかなり大きいやつにね」 「そうか、報告ご苦労。インディゴ、今の爆発での総被害はどの程度だ?」 「ハイ、先ほどの攻撃で沈んだ艦には50名ほど搭乗してマシタガ、約半数が命を落とした模様デス」 「それ以外はどうした?」 「各々、魔術や能力でなんとか無事のようデス。今救出に向かわせマシタ」 「わかった。さて、どうするか……」 指を顎に当て、思案し、頭の中で状況を整理する。 脳細胞をフル活動させて次の指示を考える。 そうしていたときだった。 「あははっ★困ってる困ってる★」 「奇襲作戦大成功ー☆きゃははっ☆」 「「「「「!?」」」」」 その場にいた全員が声をしたほうへと眼を向ける。 そこにいたのは妙な姿をした鳥。その上には二人の少年少女が乗っていた。 年齢は13、4かそこらだろうか。かなり若い。 それに二人の顔は瓜二つ。おそらく双子と思われる。 二人は無邪気な笑みを浮かべながらこちらを見ている。 この二人を、ノーカラーと瑠璃は、よくではないが知っていた。 「ヴァルハラ師団の…ソールとルーナか……」 「ご名答ー★流石は異形の刃《イレギュラーブレイド》こと、COLORS総統括のノーカラーだね★」 「あなた達、こんなところで何をしているのかしら?」 「べっつにー☆強いて言うならお仕事かな☆」 「何…?」 ルーナの言葉に疑惑の表情を浮かべ、耳を傾ける。 ソールが手を前に突き出すと虹色の箱のようなものが形成された。 箱を遥か上空へと投げると、激しい光を放ちながら破裂した。 それが合図だったのだろうか。あたりの霧がだんだん薄くなってくる。 すべての霧が消え去ると、瑠璃の言ったとおり、艦の周囲には何隻ものの軍艦が在った。 「あの依頼はウソっこー偽物の依頼でしたー☆まんまと騙されてくれてありがとね☆」 「ボクらの仕事は宣戦布告★キミらCOLORSは今日で終わり、ってことさ★」 異形の鳥の上で、二人は声高らかに宣言する。 まるで罠に掛かった獲物を嘲笑するかのように。 勝利を確信した笑みを浮かべながら、宣言する。 「「さぁ、滅びてもらうよ☆★我々ヴァルハラ師団の手によって!!!」」 「………滅びてもらうよ……か」 ぼそっと、小さな声ではあったが、その言葉はしっかりと聞こえた。 勿論ソールとルーナの二人の耳にも例外でなく、ちゃんと届いていた。 「んー?どしたのノーカラー☆もしかして絶望とかしちゃってるぅ?」 「あはははっ★そりゃあ面白いや、最高のエンターテイメントだよ★」 二人はその言葉を笑って流した。 言葉の意味を、理解することもなく。 この油断が命取りになるとも知らずに。 「お前達に、一つ問いたいことがある。一つだけだ、構わんな?」 「命乞いの方法?だったら教えてあげてもいいよぉ☆」 「はっ、戯言を。あの軍艦はすべてヴァルハラ師団のものだな?」 「イエスイエース★その通りだよん」 「そうか、安心した。それならば―――――――遠慮なく潰せる」 突如ノーカラーの頭上の空間が割れ、次元の裂け目が現れる。 そこから2メートルはあろうかという長大な太刀が出てきて、ノーカラーの真横に突き刺さった。 刃は透き通ったガラスで出来ており、柄には豪奢な装飾が施されている。 ノーカラーはそれを掴み、振りかぶった。 「ソ、ソール!」 「大丈夫だよっ★いくらノーカラーといえど、360度すべてを囲む艦隊を潰すことはできないよ!」 「ああ、流石の俺様でもそれは無理だ。だから、300度くらいで我慢するとしようか」 ぐるりと身体を捻り、ソールとルーナに背を向けた。 そのまま回転させた勢いを乗せ、太刀を振るう。 ひゅおんっ。風を斬る音がした。 そしてそれと同時にヴァルハラ師団の艦隊が大爆発を起こした。 さらにおまけで、ここいら一帯を包んでいた霧も一瞬にして消え去った。 水平線の向こう側まではっきりと見える。 「「な、なななななああっ!?」」 「ハッ、随分見晴らしがよくなったじゃあないか?」 目測だけでも30隻近くはあったであろう艦隊は、一瞬のうちに数を減らされた。 残るはソールとルーナたちの後方にある数隻程度だけである。 二人は驚愕に開いた口が塞がらないようであった。 「ヒュー♪派手にやるねぇノーカラーも」 「地味よりはいいんじゃないかしらね。でも全部一気に潰せばよかったのに」 「俺の一撃だけで終わったらつまらんだろう。戦いは、もっと刺激的に、楽しむものでなければな」 「全面的に同意デス」 ノーカラーは先ほど振るった長大な太刀を再び次元の裂け目へと収納した。 そんな姿を見ながら、幹部たちはノーカラーを賞賛する。驚いてなどは一切ないようだ。 今しがた起こった無茶苦茶な出来事を、当たり前だと言わんばかりに普通に受け入れている。 「ふ、ふざけるなぁ!こうなったら、ワタシたちが直接相手をしてあげる☆!」 「そうだ!キミら相手でも多少の抵抗は……」 「残念だけれど、それは叶わないわ。ご愁傷様」 「「っ!?」」 一体全体何が起こっているのか、ソールとルーナが乗っている怪鳥の上に瑠璃も立っている。 気づけなかった。反応できなかった。それどころか、いつからいたのかさえ分からない。 瑠璃が声を出すまで、一切気づけなかったのだ。 「い、いつの間に☆!?」 「“秘め事情《ハイドアンドシークレット》”。説明は面倒だからwiki見てね」 「く、くそっ★!“エレメンタル……」 「“触剣乱用《オールセイバー》”」 魔術を行使しようとソールが手を突き出した。 しかしそれより一瞬速く、瑠璃が魔術を発動させる。 瑠璃の左手が、軽く右手に触れた。 右手が瞬時に振り下ろされる。 「う、うわあっ!?手が、ボクの手がぁっ!!」 肘の辺りから先が、無かったのだ。 腕からはおびただしい量の血があふれ出している。 切り口は鋭利な刃物で切られたように見える。 だが瑠璃の手にはそんなものは見当たらない。 「あらあら、大変ね。早く止血しないと死んじゃうわよ」 「よくもっ!よくもソールをっ!」 「他人の心配するより、自分の心配したほうがいいわよ?」 「えっ……?」 その刹那、ルーナの首から血が噴出した。 無意識に首元の傷口へと手を持っていく。 手にべっとりと生暖かい血がつく。 ぐるり、と世界が暗転する。 そのままルーナは怪鳥から落ちていった。 ドボン、と海へ落ちる音が周囲に響いた。。 「ルー……ナ……」 「あーそういえば忘れてたわね。大丈夫、すぐに後を追うといいわ。さようなら」 そう言って、瑠璃は懐から一丁の拳銃を取り出した。 デザートイーグル.50AE。世界最高の威力を持つ拳銃である。 まあ、魔術の類が関係しない拳銃であれば、だが。 その場にうずくまっているソールの後頭部へと銃口を突きつける。 そして何のためらいもなく、引き金を引く。 鮮血が飛び散り、辺りを真紅に染め上げる。 「終わったわ、ノーカラー」 「ご苦労ラピス。手間を掛けさせるな」 主を失った怪鳥の頭を拳銃でぶち抜き、飛び降りる。 甲板へと着地する瑠璃へとノーカラーが労いの言葉を掛ける。 瑠璃は軍服についた埃を払い、頬に付着した血液を手で拭う。 「殺しちゃったけど、問題は無いわよね?」 「ふむ、一応他にも聞きたいことがあったのだが、まあよしとしよう。見せしめには十分だ」 「見せしめ、ですか?」 ノーカラーの言葉にヴァイオレットが疑問そうに首をかしげる。 それを見たスカーレットが前に出て、自慢げに話そうとする。 「ああそうさヴァイオレット。ああやって……」 「偵察および宣戦布告にきた二人を殺せば、他のメンバーを呼び出せるだろう。という魂胆なのデスヨ」 「ちょっと!それ俺のが言おうとしてた台詞!」 が、それは割り込んできたインディゴによって奪われた。 哀れスカーレット。かわいそうな男である。 「そう騒ぐなスカーレット。誰が言おうと内容が変わるわけじゃないだろう」 「いや、いやいや!!そうしないと俺の魅せ場が減るじゃないか!ただでさえ少ないってのに!」 「案ずるな。これから、お前の見せ場は嫌というほどにある。楽しみにしていろよ」 「え?マジで?」 「ああ。これより作戦を通達する。全員、聞き逃すなよ」 その言葉に全員の表情が変わる。 甲板に、艦全体に緊張が走る。 「まずは幹部以外のメンバー。お前達は艦の防衛だ。 怪我人がいるなら最優先で治療をしてやれ。 これ以上COLORSに被害を出すな」 「「「了解しましたノーカラー様!!」」」 「次にインディゴとヴァイオレット。お前達も艦の防衛に当たれ。 ヴァイオレットはこの艦、インディゴは残ったもうひとつの艦だ。 これ以上奴等にいい顔をさせるな。分かったな?」 「了解シマシタ」「了解です」 「次にラピス。お前は俺と共に残った敵艦隊に総攻撃を仕掛ける。 敵兵は殺しても生かしても構わん。方法は問わん。恐怖を植えつけてやれ」 「オッケー」 「最後にスカーレット。お前には敵艦隊の総指揮を執っている司令官を捕らえて貰う。 俺とラピスは要するに囮というわけだ。その間に『海中から』艦隊の裏に回りこめ」 「成る程ね。美味しい仕事だ。任されたよ」 「お前がこの作戦の全ての要だ。しくじるなよ」 「了解。なんとかやってみせるよ」 これで作戦の全内容を説明し終えた。 誰も異論はない。完璧、とはいえないが悪いというわけでもない。 問題なく全てを完遂させることができるであろう。 「それではその前にこれを。皆さんこちらに来てください」 ヴァイオレットが右手を見せると、5本の指の間に4つの光のリングがある。 ピッと手を動かすとリングは飛んでいき、各人の右耳にイヤリングのように付いた。 リングは常に明滅しており、暖かな光を放っている。 「それは通信機の代わりだと思ってください。念じれば任意の相手と会話が出来ます。 それと私だけに限りますが、そちらの状況も映像として確認できますので」 「便利なものね。ありがと」 「通信機要らずってわけかい。こりゃ助かるよ」 「ありがとうゴザイマス。それでは、任務を始めマショウカ?」 「ああ、反撃開始だ。諸君、派手に行こう」 全員が意気込み、気合を入れる。 戦闘の準備は万端。 その時だった。 「殊勝なものじゃのう。じゃがそれも無意味。不幸じゃの、お主ら」 「「「「「っ!?」」」」」 いつの間にか、艦前方に一人の男が『浮いていた』。 禿頭に狐のように細い目。むしろ閉じているようにも見える。 口調の割にはずっと若いようだ。30代といったところか。 服装は真っ黒な着物。闇のような黒さが異様な不気味さを感じさせる。 「初見となるのう。ヴァルハラ師団師団長、フロイツェン・グラビウスじゃ」 男は宙に浮いたまま、まったく動こうとしない。 だが、それだけで圧倒的な威圧感を感じる。 ――違う。こいつは明らかに違う。 先ほどの二人とは魔力の質も、感じる力も、全てが別格だ。 「フロイツェン……覚えがあるぞ、その名…」 「ほほう、COLORSの総統括殿に覚えていただけているとは、儂も有名になったもんじゃ」 「とぼけるなよ『天帝のフロイツェン』。ようく知っているぞ、お前の名はな。 まったく、海老で鯛を釣るどころか、鯨が掛かるとは思ってもみなかったぞ」 「…やれやれ。儂も不幸じゃな」 髪の無い頭を右手で撫でながら、深いため息をつく。 そんなフロイツェンを、ノーカラーは睨み続けている。 ノーカラーの様子が気になった瑠璃はヴァイオレットに声を掛ける。 「えっと、誰かしら?あいつ」 「天帝のフロイツェン、5年ほど前にとある大犯罪を犯した、重罪人です。 ボクも名前は知っていましたが……まさかヴァルハラ師団の師団長だとは思っていませんでした」 説明をするヴァイオレットの額から一筋の汗が垂れる。 それほどまでにヤバい奴なのだろうか。 疑問に感じた瑠璃は質問を続ける。 「大犯罪って、何をしたのよ」 「大量虐殺です。とある都市に住む民間人、約2万7千人を一人残らず……」 「……成る程ね。随分キレたやつってわけ」 COLORSのメンバーも確かに殺しの経験はある。 だがそれは相手が軍人や犯罪者だった場合にのみ限る。 もしくは自分達に敵意を向けてきた相手だけだ。 流石に無抵抗な民間人を殺したりなどはしない。 「勘違いされては困るのう。 あれは虐殺などではなく、救済じゃ。 儂が彼らを不幸から救ってやったのじゃ。 むしろ儂は賞賛されるべきだと思うのじゃがのう」 「不幸……だと……?」 「左様。あの都市の長は、それはそれは酷いやつでのう。 誰彼構わず、理不尽な税収を行っておったのじゃ。 不幸だとは思わんか?そんな都市に住む連中のことが。 だから儂が解放してやったのじゃよ。その不幸からのう」 「ハッ、戯言を。もっと別の解決法くらいあるだろう。 もっと穏便に、被害が少なくできる方法を探そうとは思わなかったのか」 「たとえ多数が犠牲になろうと、そこが平和になるのならば、儂はそちらをとるというだけじゃよ。 今回は市民を残らず殺すことが不幸からの救いになる、それが答えだっただけじゃ」 「狂ってるな、お前。馬鹿げた考えだよ」 「分かってもらうなどとは思っとらんよノーカラー。 なんと思われようと、儂は世界を不幸から解放してやるだけじゃよ」 先ほどまでだらりとしていただけの左腕をノーカラーへと向けた。 すぐさま反応しノーカラーが横へ跳ぶ。 ――しかし遅かった。 「こ、これは!?」 ふわり、と不自然にノーカラーの身体が宙に浮く。 何度ももがいて抵抗するがそれも無駄。 あっという間に空高く浮かされ、フロイツェンの目の前で止まった。 どうすることもできないノーカラーを見てフロイツェンは不敵に笑う。 「お前、何をした……!」 「怯えるでない。すぐに殺しはせん。ただ、ちいと付き合ってもらうだけじゃ」 「ノーカラー先輩!今助けに……」 「おっと、下がっていてくれるかのお嬢ちゃん。他の奴等もじゃ。おすわりでもしとれ」 今度は右腕を甲板に立つCOLORSの面々へと向ける。 すると何が起こったというのか。全員の体が床へと叩きつけられた。 そのまま伏せるような体勢で、誰一人として身動きができなくなる。 「くっ!?なによこれ……」「動……けないぞ……」 「せん……ぱい……」「ノーカラー……サン……」 「悪いが、こやつは連れて行くぞ。普通は攫われるのは姫様やヒロインの役割じゃがな。 一番強い男が敵の頭に攫われる。それもまた一興。かっかっか。 ではの、機会があればまた会おう。あれば、じゃがな」 パン、と何がが弾けるような音と共に、笑いながらフロイツェンは飛び去った。 未だ宙に浮いたままのノーカラーを連れたままで。 二人の姿が霧の中へと完全に消えた頃、残された者は自由の身となった。 「……さてと、ノーカラーがヒロインよろしく連れ去られちゃったわけだけれど」 「どうしマス?お助けにでも参りマスカ?」 「その必要はないんじゃないかな。むしろ余計なお世話だと思うよ」 「ですよね。でも心配です」 と、いった感じで、ノーカラーが連れ去られたということはあまり気にしていないようだ。 別に非情なわけでも、どうでもいいというわけでもない。 彼らは彼の実力をよく知っている。その圧倒的なまでの強さを。 「あんな奴に彼が負けるはずがない」という絶対的信頼があるのだ。 「でも指示を出すはずの先輩がいないというのは致命的…ですよね」 「うーん。ぶっちゃけ好き勝手暴れていいっぽいし、そんな困らないけれどね」 「そうデスネ」 「っていうか、そう言うんならキミが指示出せばいいんじゃないかな。ヴァイオレット」 「えっ、ぼ、ボクですか?」 驚いたようにヴァイオレットが眼を見開く。 だが他のメンバーはいたって平然としている。 「ええそれがいいわね。ヴァイオレットほどの適任はいないと思うわ」 「うんうん、ピッタリだよ。間違いない」 「というわけでお願いシマスネ」 「……わかりました!一時的にですが、ボクがCOLORSをまとめさせていただきます。よろしいですか?」 「「「異論なし!」」」 全員が納得し、頷く。 それを見たヴァイオレットはにっこりと笑う。 それから両手を左右にかざし、いくつものリングを出す。 リングは映像を投影しているものや、キーボードのようになっているものなど、様々な種類がある。 「それではインディゴ先輩は早速向こうの残った艦へと向かってください。そろそろ第二波がくるはずです」 「承知シマシタ」 会釈をし、インディゴの姿が消える。 それを見たヴァイオレットは続けて指示を出していく。 「この艦の防衛はボクが一人でやります。 ラピス先輩は言われた通りに敵艦隊を襲撃してください。 スカーレット先輩はラピス先輩と共に襲撃を。 敵の指揮を執っていたであろう天帝の相手は、今ノーカラー先輩がしていますので」 「りょーかい」「おっけーい」 「説明は以上です。それでは任務を開始してください。 ……って、あれ?」 そう言ったにも関わらず、瑠璃とスカーレットはその場から動こうとしなかった。 じいっと黙ったままヴァイオレットを見ている。 「えっと……行かないん…ですか?」 「だってぇ、そっけないんだもの。もうちょっと気の利いた言葉くらいかけてくれないかしら?」 「そうさ、一言「先輩好きです頑張ってー♪」って言ってくれれば気合入るんだけどねぇ」 冗談混じりに、笑いながら瑠璃とスカーレットはそう言った。 ヴァイオレットは一瞬驚いたような顔をしてから、一度下を向いた。 そして再度顔を上げ、改めて二人の顔を見た。 「……私にはノーカラー先輩のように気の利いた言葉なんてとても言えません。 ですから、これだけ言わせてください。 ――――生きて、無事に帰ってきてください」 「ん!委細承知、任せなさいな」 「その言葉だけで百人力さ!じゃあ、行ってくるよ」 瑠璃が艦前方へと、敵艦隊へと向かって一歩足を踏み出す。 それと同時に、大きな魔方陣が展開された。 「“飛来身《ショッキングピアス》・脚部限定”!」 瑠璃が足に雷を纏った。 その状態でスカーレットに手を差し伸べる。 「手、ちゃんと握ってなさいよ。落ちても知らないわよ?」 「オーケイ、大丈夫さ。たとえ腕だけになったとしても、キミの手だけは離さないよ」 「はいはい。んじゃ、レッツゴー」 スカーレットの手を握ったまま、瑠璃が全速力で走り出す。 瑠璃の体は瞬時に雷速へとたどり着く。 勢いを全く衰えさせないままで助走を続ける。 そして、数百メートル離れた敵艦へと、跳んだ。 無茶苦茶な滞空時間の果てに、瑠璃は敵艦へと着地した。 着地と同時にスカーレットを投げ捨てる。 着地失敗、顔面強打。 「うごごごっ!痛い痛いじゃないかラピス!血が出るだろう!?」 「どうせ今から出しまくるんだからいいじゃないの。それよりも、見てみなさいよあれ」 「……ひゅーう…………こいつはまた、ご丁寧な歓迎じゃないか」 甲板にはざっと見ただけで300を超える兵がいた。 銃を持ったもの、剣を持ったもの、手ぶらのもの。 おそらく全員おしなべて魔術師だろう。 もれなく全員から魔力を感じる。 「来たなァ業泥棒(スキルジョーカー)に僅かな致命傷(デスグレイズ)!!」 「貴様らに人権は存在しない!ワンモーションでも見せれば死ぬと思え!!」 「頭ねじ切っておもちゃにしてやるぜ!!!」 「ヒャッハー!新鮮な肉だァー!!」 というかテンションが恐ろしく高い。 何人か薬品投与でもされてるんじゃないかというくらいに狂っているのもいる。 そういうキャラなのか、設定なのか、それともマジなのか。 まあそんなことはどうでもいい。 「おーおー豪気なこったね。どうしようかラピス?」 「そうねぇ、あっちが殺す気なら、こっちは殺さない気で行きましょうか」 「成る程、面白そうだ。ちょっとしたゲーム、ってやつかな?」 相変わらずこの二人は余裕である。 自分達の150倍もの数のいる敵を前にして呑気にゲームなどと言っている。 相手からすれば怒るどころか呆れ果ててしまうような状況だ。 「ふざけたことを……総員、かかれぇ!!」 おそらく隊長格であろう、ちょっと偉そうな奴が古い決まり文句を叫ぶ。 指示を受けた部下達が一斉に、ではなく前のほうの10人だけが攻撃を仕掛ける。 牽制のつもりなのか、遠距離からの攻撃のみだ。 「まったく、私たちも舐められたものね。 舐めるのはB地区とアソコだけにしなさいな。 いくわよ“煌く翼《ライトウィング》”」 最低のキメ台詞を吐きながら魔術を発動させる。 瑠璃の右肩から雄雄しい光の翼が生える。 翼は優しく包み込むように、瑠璃とスカーレットを覆った。 敵からの攻撃は全て翼に遮られ、無効化された。 「クソッやはり通じんか!ならばもっとだ!もっと畳み掛けろォ!!」 「「「「「オオオオオオオオ!!!!」」」」」 「んじゃ、こっちもゲームスタートと行こうじゃないの」 「ハハハッ、面白そうだ、血が騒ぐ!“ガーネットクロウ”!!」 スカーレットが右腕に力を込めると、腕のいたるところから血が噴きだす。 明らかにリッター超えている量の血液は右腕に纏わり付き、形を変える。 やがてそれは、竜のように強靭な爪へと変貌した。 地面を蹴り、駆ける。敵の真っ只中に突っ込み、右腕を振るう。 何人、何十人ものの兵たちが真っ赤な爪の餌食となる。 爪で少しでも傷をつけられた兵たちは、地面に倒れ、痙攣したまま動けなくなる。 「が、あっ……」「ぐうっ…動けん…」「つ、強い…尋常じゃないぞ……」 「今回は殺すのが目的じゃないからさ。麻痺程度だから安心してくれよ」 「くそっ!死ねェ!!」「喰らえェ!」「オラァ!」 「おっと危ないわよー」 「「「ギャアアアアアア!!!!」」」 スカーレットの背後から数名の兵たちが襲いかかった。 だがその間に瑠璃の“煌く翼”が割り込み、大きく羽ばたく。 兵たちはもれなく吹っ飛ばされ、海に落ちるものもいた。 「あららー死んじゃったかしら。結構ここの波荒いんだけれど」 「彼らも魔術師の端くれさ、多分大丈夫だよ。それよりも助かったぜラピス」 「あんたを死なせたらヴァイオレットの命令に違反することになるもの。 あの子を悲しませることだけは絶対にしたくないの」 「ははっ、素直じゃないなぁラピスは。さぁ、次が来る。気合入れていこうか」 「あんたに言われなくても。さっさと終わらせて次の艦を制圧するわよ」
https://w.atwiki.jp/leafmoon_lighter/pages/45.html
Wizard 魔術を扱う者、乃至魔術の扱いに長けた者。 リゾーマタにおいて、魔術とは一般普及した技術であり、魔術を修める者は多いと言えずとも少なくはない。 ほとんどは専門の魔術学校へ通い、その技術を習得している。中には、優れた魔術師を師と仰ぎ、弟子となって覚える者もいるが、それはあまり多い者ではない。 魔術の習得には素質が大きく関わっており、素質がない者には魔術の習得自体が不可能なこともある。魔術師と魔術師の間に生まれた子、優れた魔術師の子は才能を持つと言うのが一般認識だが、両親が魔術師でも素質を持たない者、逆に両親が魔術師の素質を一切持っていないのに素質を持つ者もいるため、一概には言えない。 しかし、この迷信はリゾーマタ全体に浸透しており、優れた魔術師でもそれを知らない者が多々いる。故に魔術学校内でも、両親が魔術師か否かで待遇が変わることさえあるほどだ。 リゾーマタにおいて、文明の発展に大きく貢献している魔術師は羨望の眼差しを受ける存在であり、神聖視されることさえある。事実、山奥の村などでは魔術師があまり知られておらず、立ち寄った魔術師を神と思い込んでしまったという前例もあるほどだ。 が、気難しい性格の者も多く、魔術師は奇人変人だとして避けようとする人も見られる。 魔術師というのは世間一般で知れ渡っておりながらも、実態をあまり知られていない存在だといえるだろう。 Category 用語 職業 魔術関連 魔術師一覧
https://w.atwiki.jp/jyugoya/pages/1089.html
儀式魔術/アプローの涙/2日目 目次 前へ 次へ 関連語句リスト2 2006年12月4日、ブログ紹介更新 ”今回はラブコメ中心でいきます。”――――芝村裕吏 ”嘘だ。嘘だ。”――――某エース、目をぐるぐるにして 実際の発言をもとにお送りしております(笑) 12月4日現在の進行状況(随時更新)更新 現在の課題進行状況です。 ○大絢爛舞踏祭コース 制限時間、24時まで。 →突破確認 →(大絢爛舞踏祭コース2へ) ○レムーリアコース 制限時間、なし →突破確認 →(レムーリアコース1へ) ○ガンパレード・オーケストラ(青)コース 制限時間4日時まで→現在進行中 ○ガンパレード・マーチコース 制限時間4日12時まで →現在進行中 2日目(昼)1 アイドレスコース2(最上級者向け情報)更新 12月4日現在の進行状況(随時更新)一部更新 ○ガンパレード・マーチコース 制限時間4日12時まで →突破確認→ 瀬戸口&壬生屋&狩谷&加藤が選ばれました。(ガンパレード・マーチコース1へ) 2日目(昼)2 大絢爛舞踏祭コース2更新 テクニカル・リードアウト(1) 大絢爛編更新 ネクストステージ 1204更新儀式魔術/アプローの涙/ネクストステージ3 ネクストステージ#3 式神の城コース 制限時間4日21時まで 式神の城3における隠れキャラとなぜその人物が登場するはめになったかの経緯を書いてください。 回答はここへどうぞ。 アイドレスコース 制限時間5日12時まで テクニカルリードアウトに準拠して想像図を書いてください。 それにあわせてチェックされ、リードアウトの全項目をパスしたものにはアイドレスIDとゲーム内データが割り当てられます。これらは投稿者の名前の藩国で製造され、アプローの涙で使うことになります。 投稿はCTWGへどうぞ ガンパレード・オーケストラ(白)コース 制限時間4日24時まで この問題はサービス問題です。見たい二人組みを書いてね。 回答はここへどうぞ。 ゲームDOJOコース 制限時間5日12時まで PERT制御について2000文字以内で文章をまとめ、CTWGのメールフォームに投稿しなさい。2通以上通過すれば合格とします。 世界の謎コース 制限時間4日24時まで 2日目(昼)1 アイドレスコース2(最上級者向け情報)を、初心者でもわかるように説明文を書いてください。投稿はCTWGの世界間掲示板へどうぞ。全項目をパスしたものは、そのまま、Hikiに転載されるのであらかじめご了承ください。 アイドレスコースとともに成功するとセーラコースが開かれます。 レムーリアコース は今のところお休みです。 ガンパレード・オーケストラ(青)コース は今のところお休みです。 ガンパレード・オーケストラ(緑)コース は今のところお休みです。 ガンパレード・マーチコース は今のところお休みです。 大絢爛舞踏祭コース は今のところお休みです。 2日目(夕)3 ガンパレード・マーチコース1更新 戻る→儀式魔術/アプローの涙
https://w.atwiki.jp/jyugoya/pages/88.html
儀式魔術/Aの魔法陣 儀式魔術/Aの魔法陣オンラインセッションログ中継 経緯 対策 ルール関連質疑応答 正式タイトル”魔法陣第三版発売記念 小儀式魔術 Aの魔法陣 ターニの帰還”。 6月10日~30日まで随時開催。参加者は約50名。掲示板参加もあり(人数制限なし)。判定単位は500、A-DIC"ターニの帰還"使用。 オンラインセッションログ中継 6月13日の試合の模様:コージ・コウ前哨戦 実況中継 エースゲーム コージ・コウの脱出(1) 実況中継 エースゲーム コージ・コウの脱出(2) 実況中継 エースゲーム コージ・コウの脱出(3) 実況中継 エースゲーム コージ・コウの脱出(4) 実況中継 エースゲーム コージ・コウの脱出(5) 実況中継 エースゲーム コージ・コウの脱出(6) 実況中継 エースゲーム コージ・コウの脱出(7) 6月15日の試合の模様:ターニの情報収集作戦 実況中継 エースゲーム ペンギンの峠を越えて 開始前 実況中継 エースゲーム ペンギンの峠を越えて 開始前2 実況中継 エースゲーム ペンギンの峠を越えて 1 実況中継 エースゲーム ペンギンの峠を越えて 2 6月20日の試合の模様:ノーアの戦い(1) 6月20日の試合の模様:ノーアの戦い(2) 6月21日の試合の模様:ノリーコ姫救出作戦(1)エースゲーム 6月21日の試合の模様:ノリーコ姫救出作戦(2)エースゲーム 6月21日の試合の模様:ノリーコ姫救出作戦(3)エースゲーム 6月21日の試合の模様:ノリーコ姫救出作戦(4)エースゲーム 6月21日の試合の模様:ノリーコ姫救出作戦(5)エースゲーム 6月23日の試合の模様:大侵寇(1) 6月23日の試合の模様:大侵寇(2) 6月27日の試合の模様:80万撃破作戦(1)ゲーム前 6月27日の試合の模様:80万撃破作戦(2) 6月27日の試合の模様:80万撃破作戦(3) 6月27日の試合の模様:80万撃破作戦(4) 感想戦 6月29日の試合の模様:Aの魔法陣による大規模戦(1) 6月29日の試合の模様:Aの魔法陣による大規模戦(2) 7月4日の試合の模様:死の都を越え……てない(1) 7月4日の試合の模様:死の都を越え……てない(2) エキシビジョン:踊り子と兄弟騎士(1) エキシビジョン:踊り子と兄弟騎士(2) 第45ゲーム 死の都は遠く エースゲーム 死の都での救出劇 特別ゲーム 死の都地下の冒険(前編) 特別ゲーム 死の都地下の冒険(後編) 第48ゲーム アーミ救出(前編) 第48ゲーム アーミ救出(中編) 第48ゲーム アーミ救出(後編) 最終ゲーム グレートエンディング・チャレンジ(前編) 最終ゲーム グレートエンディング・チャレンジ(後編) Aマホリプレイ ヤガミ炎上せず(1) Aマホリプレイ ヤガミ炎上せず(2) Aマホリプレイ ヤガミ炎上せず(3) Aマホリプレイ ヤガミ炎上せず(4) Aマホリプレイ ヤガミ炎上せず(5)感想戦 経緯 長くなったので別ページに切り出しました。 経緯1 経緯2 経緯3 経緯4 対策 資料根源力リスト 参加者リスト リザルトリスト 解説星野さんのバックグラウンド解説編 星野さんのゲームルール解説編 是空さんのA-DICターニ対策 ”ターニの帰還”練習セッション(芝村SD) 儀式魔術初心者向けのTips集 ○Aの魔法陣スキルアップマニュアル A-DICガンパレードの攻略是空さんと小太刀さんのAマホ講座:チャットログ 海法さんの成功要素の話:チャットログ 世界の謎チーム小儀式魔術ターニの帰還スレッド (消滅) ゲーム作成支援(SD向け)小太刀さんのターニ帰還支援エンジン ニンジャさん作「Aの魔法陣 Ver,3 セッションデータ作成支援ツール」 芝村教室 ファンタジーの高速展開方法 キャラ作成支援(PL向け)ニンジャさん作「ターニの帰還 キャラクターメーカー」:設定作成一発! Aマホキャラデータ作成補助ツールV2根源力、アイテム計算支援 (判定単位は500に変更してください) A-DICガンオーケストラ 火力計算表 芝村さん対策成功要素の組み方 キャラ作成ダイスコーナー キャラクタ登録前相談コーナー 聖銃大戦支援 (儀式魔術/Aの魔法陣/聖銃大戦)聖銃大戦支援サイト Aマホ@Wikiの儀式魔術Aの魔法陣 ターニの帰還 聖銃大戦サポートページ FAQ樹さんのターニの帰還FAQ IRCIRC普及委員会 IRC導入ガイド ルール関連質疑応答 ターニの帰還ルール予定: 十五夜 > ファンタジーをオンセでやると結構重たいのですが、ターニの帰還でも判定単位200のフルルールでされる予定でしょうか? (6/2-16 13 08) 芝村 > 私はフルルール以外想定してなかったなあ(笑) 判定単位は500くらいを考えてます。 (6/2-16 14 43) 芝村 > ダメージ演算とか事前にやってれば、所詮はAマホです。軽いですよ (6/2-16 15 35) 参加者予定人数: 十五夜 > あとひとつだけ…、参加者は何名を予定されてますか? (6/2-16 29 05) 芝村 > 50人くらいを予定しています。 (6/2-16 29 32) 白オケのシード権: 高渡 > 芝村さん。白オケの恩典 次回儀式魔術シード権というのはまだ有効なのでしょうか?TTで根源力1000いただけたのですがそれとは別ですか? (6/2-15 18 05) 芝村 > シードは有効です。 (6/2-15 32 58) 判定単位500の場合に関する質疑応答: muI > ターニ帰還を判定単位500でやるそうですが、絶技の疲労ダメージが四捨五入で0になる時はダメージ0でいいんですか? (6/3-03 19 16) 芝村 > 0だね>muI (6/3-03 20 47) 十五夜 > 絶技のダメージと疲労ダメージの判定単位500における計算なのですが、それぞれ1/5でよろしいのでしょうか? (6/5-20 51 12) 芝村 > ええ>十五夜 (6/5-20 54 16) TT作戦と追加設定: さちひこ > そうだ。芝村さん質問です。作戦TTで1200稼いだ人が言ってたんですが・・・2000の根源力初期値に1200を加えた場合追加設定は2つ取れるんですか? (6/2-14 32 11) 芝村 > はい。>さちひこ (6/2-14 33 00) 白オケシード権保持者エントリー: >あの、白いオーケストラで恩典をいただいたke!です。 >参加要綱(1)に「シード権がある者はAマホ掲示板に」と書かれているのですが、ここでもよろしいのでしょうか。 ええ。そうです。 (Aの魔法陣掲示板 23669) 参加要綱のコメント欄 2006年6月8日の質疑応答 2006年6月9日の質疑応答 2006年6月13日の質疑応答 戻る→儀式魔術
https://w.atwiki.jp/vjedogonia/pages/122.html
Swords & Sorceries>スキル>魔術語魔術(ソーサルルーン) 魔術語魔術(ソーサルルーン) 魔術士(ソーサラー)が一生を賭けて学ぶ学問。 大気中に漂う魔力元素(マンナ)を励起し、変質させ、操作する。